男性の薄毛とは?

薄毛というのは、男性だけではなく、女性にも起こります。
しかし圧倒的に多いのは男性で、
薄毛の程度も激しくなっています。
この男性特有の薄毛の事を、男性型脱毛症と言います。
男性型脱毛症を引き起こすのは、
男性ホルモンのテストステロンだと言われています。
この症状が現われているのは、
日本全国では1200万人以上だそうです。
男性型脱毛症は時間が経つとともに症状が悪化していく、
進行性のものです。
放置していると、年々薄毛がひどくなっていくのです。
このように髪の毛が薄くなるのは、
髪の毛が弱っていくからです。
ヘアサイクルが正常に働かないために、
弱い毛が作られていくのです。
テストステロンが変化し、
ジヒドロテストステロンという物質が現われる事で、
ヘアサイクルに悪影響が出てくると考えられています。
こうして出来た弱い毛は細くもあるので、
薄毛が特に目立つようになるのです。
テストステロンに作用する薬というものがあり、
男性型脱毛症に効果が見られる事が分かっています。

育毛剤

髪の毛のヘアサイクルとは?

髪の毛も生まれ育ち、寿命を全うするというサイクルがあります。
これがヘアサイクルと呼ばれるものです。
いくつかの段階を経て、発毛から脱毛までの経過をたどるのです。
髪の毛は1日で50本~100本程度脱毛していると言われています。
しかし髪の毛の本数は日本人の場合10万本程度あるので、
あまり神経質になる本数ではありません。
ただ、これまでと違って急に脱毛の本数が増えたとなれば、
薄毛の心配が出てきます。
ヘアサイクルを順にたどります。
まずは成長期です。
2年~7年程度の間続きます。
この間に髪の毛は成長を続けます。
毛母細胞の活動が最も盛んな時期と言えるでしょう。
この期間を正常に過ごす事が、
丈夫な髪の為には大切です。
栄養が足りないなどできちんと成長できなければ、
途中で脱毛する危険が出てきます。
次が退行期です。
2週間~3週間程度と考えられています。
髪の毛の成長はほぼ止まります。
毛母細胞の活動がほとんどなくなるからです。
毛乳頭が頭皮から離れ、
栄養の供給が止まります。
そうして脱毛に向けた準備が進むのです。
最後が休止期です。
2週間~5ヶ月程度になります。
頭皮から離れた毛乳頭がどんどん収縮していきます。
収縮するに従って、毛球が浮いた状態になります。
この状態の時に脱毛し、髪の毛としての寿命を終えるのです。

毛幹の構造はどうなっている?

外部に露出している毛幹の構造はどうなっているのでしょうか?
これを知る事で、丈夫な髪の毛とは何かが分かってきます。
毛幹を構成しているのは、毛小皮、毛皮質、毛髄質です。
これらが筒状の層になって、毛幹を構成しています。
まず、一番外側にあって、毛幹全体を守っているのが、
毛小皮です。キューティクルとも呼ばれています。
タンパク質で出来ていて、ウロコのような形状のものが
重なり合って層を形作っています。
その内側にあるのが毛皮質です。コルテックスとも呼ばれています。
この部分の厚みが一番厚く、
毛幹の太さはこの毛皮質の厚みで決まってきます。
主な成分はタンパク質で、
繊維状のものが10数万本も寄り合わさって出来ています。
あまりにも細いので、電子顕微鏡でも見えない繊維だそうです。
また、この毛皮質に含まれるメラニンの色が、
髪の毛の色になります。
一番内側にあり、芯となるのが毛髄質です。
柔らかいタンパク質と、脂質が主成分です。
この毛髄質にどんな役割があるのか、
これはよく分かっていません。
保温と見る説が有力だそうです。
このような構造によって、毛幹が出来ています。
髪が丈夫であるためには毛小皮がしっかりしていないといけなく、
太い髪を作るには、
毛皮質が分厚くないといけない訳です。

髪の毛の構造はどうなっている?

髪の毛の構造はどうなっているのでしょうか?
それを知る事で、
育毛や増毛に必要な知識を得ることが出来ます。
まず、頭皮から露出している毛の部分を、毛幹と言います。
頭皮の中にある部分は毛根です。
毛根の先端にある球状の部分を毛球と言います。
髪の毛を抜いてみた時に、毛の根元にあるのが分かると思います。
この毛球には窪みがあり、
そこを毛乳頭と言います。
毛乳頭は頭皮とつながる重要な部分で、
毛細血管や神経が接続されています。
毛乳頭回りには毛母細胞があります。
毛乳頭から栄養分を受けた毛母細胞は活発に細胞分裂をして、
成長していきます。
この成長していったものが髪の毛になるのです。
毛母細胞の細胞分裂は非常に盛んで、
大人の場合、身体の中で一番細胞分裂が盛んな場所だと
言われています。
育毛や増毛を考える場合に肝心なのが、
この毛母細胞の活動です。
毛母細胞を活発に活動させる事で、
髪の毛を増やしていくのです。
そういった環境作りをするのが、
育毛対策と言っていいかもしれません。

髪の毛にはどういった役割が?

人間はほとんどの皮膚から毛がなくなったのに、
頭髪だけは広い範囲で残りました。
それだけ脳のある頭部が重要だという事でしょう。
具体的にはどんな役割が、
頭髪にはあるのでしょうか。
まずは外部の衝撃から頭部を守る役割です。
広がった毛がクッションの役割を果すのです。
次に温度調整です。
暑すぎるのも、寒すぎるのも、
身体には良くありません。
脳にも良くないのでしょう。
空気を含んだ頭髪には、
外気が直接頭部に触れないようにする役割があります。
極端な温度から頭部を守ります。
直射日光からの防御の役割もあります。
直射日光には紫外線が多く含まれています。
長時間浴びるのは頭部に良くない影響を与えるでしょう。
他にも毛髪の根元は頭皮の神経とつながっているので、
何かが毛髪に接した時には刺激を感じる事が出来ます。
そうする事で、
外部の何かに衝突する事を避ける事が出来ます。
頭部をさまざまなものから守る為に、
頭髪というのは重要な役割を果しているのですね。
こういった頭髪を大事にしたいものです。